手っ取り早く、からだを大きく、たくましい肉体にするなら、
体幹筋(たい・かん・きん)といわれる部分を鍛えるのが良いです。
ただ、からだのどこか1つの筋肉を体幹筋というわけではありません。
体幹筋とは、からだの土台になる大きないくつかの筋肉のことを、
まとめて体幹筋というんです。
その大きな筋肉というのが、胸、腹、背中、足の筋肉。
肩や腕の小さな筋肉をちまちま鍛えるよりも、胸などの大きな筋肉を先にガツーン!と鍛えるほうが、はやく見た目が大きくたくましい肉体に変わります。
分かりやすく1本の木を例にとると、
胸、腹などの体幹筋が太く高く伸びている【幹】、
肩などの小さな筋肉が幹から伸びる【枝】というわけですね。
枝をちまちま育てるよりも、
はじめからデカい幹を、先にドドーン!と育てたほうが
見た目が大きく見えます。
これと原理は一緒です。
胸、腹、背中、足は大樹の幹、肩や腕は枝になり、
はじめからデカい筋肉、体幹筋を先に鍛えることで
見た目が早くたくましい肉体に変わります。
だけど腕や肩を鍛えなくてもいいのか?
というわけじゃないですよ。
まず、体幹筋を先に鍛え、手っ取り早く見た目をたくましくして、
そのあとに小さな筋肉を鍛える。
そうすることで服を脱いだときにどこから見てもカッコよく見え、
かつ、より早く見た目を生まれ変わらせることができるんです。
え?"たくみ"はどうしたかって?
もちろんこの方法です(笑)。
だって、早くたくましい肉体に生まれ変わりたかったから!